検査内容

クレーム品・異物検査・栄養成分分析

食品クレーム品・異物検査ご依頼の主な流れ

クレーム品・異物検査 の検査ご依頼の主な流れ

(1)異物鑑別検査(報告書形態:写真・参考情報あり)

異物の混入、カビ、異味、異臭、膨張など、さまざまな食品のクレームがありますが、弊社ではお客様からのクレームに対応できるよう、異物種による料金体系で、異物鑑別検査を受託しております。

クレーム内容により、検査項目を選択して頂けるようメニューを揃えておりますので、目的にあった検査をご選択ください。

異物鑑別検査は、顕微鏡観察や機器分析を行うことによって、カビ、昆虫・生物、植物片、獣毛・毛髪、食痕・糞尿、血痕、骨片・貝殻・石・ガラス・樹脂、金属などを判別いたします。

さらに追加検査として、比較試験、カタラーゼ試験を実施しております。

(2)カビ判別検査(報告書形態:写真・参考情報なし)

異物の中でもカビについてはお客様からのクレーム頻度も高く、詳細な鑑別や説明が必要な場合と、カビであるかどうかのみを安価で確認したいなど、お客様のニーズはさまざまです。

そうしたニーズにお答えできるよう検査メニューを取り揃えております。

鏡検検査で糸状菌の有無を判別したあと必要と判断した場合には、培養(分離培養または検体培養・衛生試験法に準ずる)を行います。結果が「発育」の場合、別途料金で真菌同定(衛生試験法 糸状菌の形態観察法)を追加することにより、菌名を確認することができます。

(3)クレーム品検査

お客様からの商品のクレームには様々な理由があり、異味、異臭、膨張、カビ、異物混入などが挙げられます。その中で異味、異臭、膨張など外観からは原因が判断できず、菌の原因が考えられる場合に、原因追究に必要な検査をセットでお選び頂けるようにいたしました。

検査項目

一般生菌数・酵母数・乳酸菌数・微生物鏡検検査・pH(ガラス電極法)・検体写真・参考情報付き報告書

検体はクレーム品と正常品をご用意ください。

※ クレーム品が密閉包装食品の場合には、別途クロストリジウム数の検査追加を、低温(冷蔵)保存食品の場合には、低温細菌数の検査追加を推奨いたします。

 

異物鑑別検査

異物検体種別 内容
カビ・細菌 鏡検検査(顕微鏡)により糸状菌(カビや酵母)の有無やグラム染色による菌の観察を行い、場合により培養にて発育を確認します。
菌が検出された際には、菌の同定を行います。
昆虫・生物 昆虫や寄生虫の他に、爬虫類や両生類も検査可能です。
植物 植物片かどうかの同定検査です。
植物組織の顕微鏡観察と呈色試験(セルロース反応・リグニン反応)を中心とした検査を実施します。植物の種類は特定できません。
毛髪 獣毛や人毛などの判別を行います。
スンプ法によるキューティクルの形状確認や顕微鏡での髄質確認を行います。体のどの部分の毛かであるかは特定できません。
食痕・糞 食痕の観察と付着毛の分析を行います。
付着毛採取のため、パッケージなどの全てをお送り下さい。
血痕 ルミノール反応もしくはベンチジン反応を確認します。
ほ乳類に限られ、人と獣の区別、昆虫の体液の検査はできません。
骨片・石・ガラス 骨片・貝殻・石・ガラス等の検査です。
原則として生物の種類や骨の部位、および石やガラスの種類の特定はできません。外観観察、発泡試験(カルシウム検査)、機器分析等の試験方法を必要に応じて行います。
樹脂 機器分析を行ない素材の定性をします。
金属 機器分析を行ない素材の定性をします。
その他 黒色異物や原料由来の有機物。製品等の変色原因。
各種試験・機器分析を必要に応じて行います。
カタラーゼ追加検査 生体内のカタラーゼ酵素を確認する試験で、対象は昆虫、その他節足動物、獣毛、毛髪等です。腐敗したものは検査不能です。
気温の高い時期に輸送する場合は、クール便をご利用下さい。
毛根のない毛髪や獣毛ではカタラーゼ試験は行えません。

 

カビ判別検査

カビ判別検査 鏡検検査により糸状菌(カビや酵母)の有無を観察し、場合により、培養を行って発育を確認して、カビであるか否かをご報告します。
カビ判別検査
(同定追加あり)
カビ判別検査セットによる検査にて、カビが検出された場合に、菌の同定を行います。

 異物検査の納期は約1週間~2週間です。詳しくは、お問い合わせください。

 異物検体は、セロテープで貼り付けず、チャック付袋又はラップに包んでご送付下さい。

 検査料金は16,500円~66,000円(税込) ※異物により上限を超える場合がございますのでご了承ください。

比較品や追加検査を実施された場合はその料金の合算となります。

 

食品クレーム品検査

検査項目 食品クレーム品検査セット
(参考情報あり・比較品含む)
食品クレーム品検査セット
(参考情報なし・比較品含む)
項目内容 一般生菌数・酵母数・乳酸菌数・
微生物鏡検検査・pH(試験紙)・
参考情報
一般生菌数・酵母数・乳酸菌数・
微生物鏡検検査・pH(試験紙)
備考

同じ報告書にクレーム品・正常品の両写真をお付けし、結果を比較した考察をお付けした報告書をお出し致します。

写真、参考情報(コメント)はつきません。結果値のみのご報告です。

検査料金(税込) 44,000 33,000
所要日数

12~16日※詳細はお問い合わせください。

必要検体量

クレーム品・比較品(正常品):100g以上

(検体が少量の場合は、お問い合わせください。)

ご報告方法

微生物検査の結果が出次第、

結果報告書をご送付致します。

Q1.食品クレーム品検査セットと通常の微生物検査の違いを教えて下さい。

A1.通常の微生物検査は菌数だけのご報告ですので、原因微生物が死滅している場合は検出できません。食品クレーム品検査セットはそのような場合を想定してpHや鏡検検査の結果も踏まえた、総合的な考察が可能です。

Q2.食品クレーム品検査セットに適したクレームを具体的に教えて下さい。

A2.過去の事例では、味噌や佃煮など密封された商品の膨張や、生菓子の味の異常、変色等でご出検頂いております。食中毒等の有症クレームは、別途お問い合わせ下さい。

 

注1)食品クレーム品検査セットは、クレーム品と正常品での比較検査となりますので、クレーム品と正常品をご用意下さい。

注2)クレーム品検体のみしかご用意頂けない場合でも検査受託は可能ですが、正常品の比較データがないため詳細な考察ができない場合があります。ご了承下さい。

   クレーム品検査セット(参考情報あり): 27,500円(税込)/1検体

   クレーム品検査セット(参考情報なし): 16,500円(税込)/1検体

注3)菌が原因でない場合は、本セット項目では原因が特定できません。

      また、菌がクレームの原因であっても、場合によっては明確な情報(クレーム原因の特定)が得られない場合も少なからずございますのでご了承下さい。

注4)食品クレーム品検査をご依頼頂く際には、通常の食品細菌検査とは異なりますので、クレーム品検査の専用依頼書を必ずご利用下さい。

 

栄養成分分析

平成15年5月に健康増進法が施行され栄養表示基準が制定されたことにより、販売する食品に熱量や栄養成分の含有量を表示する際には、栄養表示基準に定められた表示内容、表示方法に従う必要があります。

弊社では栄養表示に必要な検査を受託しておりますので、是非ご利用下さい。

検査項目 必要量 納期 詳細
栄養成分分析セット
(ナトリウム含む)
200g以上 10~12日 エネルギー、水分、タンパク質、脂質、炭水化物、灰分、ナトリウム、食塩相当量(Na換算)
栄養成分分析セット+食物繊維 (ナトリウム含む) 300g以上 2~3週間 エネルギー、水分、タンパク質、脂質、糖質、灰分、ナトリウム、食塩相当量(Na換算)、食物繊維

※検査方法:食品衛生検査指針

商品パッケージへの栄養表示にご活用下さい!

(上記栄養分析セットは、栄養表示基準に従い栄養表示を行う際に必要な項目を含んでいます。)

無機質 カリウム・カルシウム・マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅・マンガン・セレン・ヨウ素
ビタミン類 ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・D3・E・K・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・葉酸
油脂類 トランス脂肪酸・飽和脂肪酸・コレステロール
食品添加物 安息香酸・ソルビン酸・亜硝酸根・合成着色料(タール色素)
アミノ酸 遊離アミノ酸組成(18種一斉分析)
有用成分 タンニン・ポリフェノール・イソフラボン総量・セサミン
有害物質 放射能濃度測定(I-131,Cs-134,Cs-137)・ヒスタミン(定性・定量)
その他 二酸化硫黄

※上記は一例です。他にも多岐にわたり成分分析を受託しておりますので、お問合わせ下さい。